ゆぅちゃんの〜♪ミラクル〜クッキ〜ン♪

なっかなかお昼寝をしてくれない2歳9ヶ月。今日は寝室にあるタンスと壁の間(数ヶ月前にはまって出られなくなったので、座布団を詰めて封鎖した)に向かって、どうやらお料理の真っ最中。

ゆ「ゆぅちゃんは いまおしごとしてるからね〜
  もうすぐごはんできるから〜!」(←母ちゃんの言い草そっくり)

布団で横になっている私を背に、何やらごそごそ。少ししてくるっと振り返り

ゆ「カレーのできあがり〜! はい、どーぞ!」(私の口元まで持ってくる)
綾「ありがとう。もぐもぐもぐ」
ゆ「はーい、じゃあつぎは〜 (またごそごそ)
  だいこんの できあがり〜!」
綾「大根が台所で作れるのか…」
ゆ「つぎは〜 (ごそごそ) きゅうり〜!」
綾「広い畑があるなぁ、おぃ」
ゆ「こんどは〜 トマト〜♪」
綾「もぐもぐ」
ゆ「こんどは〜。これ!!どーぞ!」
綾「これは何?」
ゆ「ぱ ぶ い あ!」
綾「……なに?」
ゆ「ぱ ぶ い あ!」(たまにこういう訳の分からない造語が出る)
綾「……ありがとう」
ゆ「どうしまして〜♪(どういたしまして)
  つぎはー、これ! ほし!」
綾「星!?」
ゆ「そう。おーほしさーま き〜ら〜り♪」
綾「ついに台所が超新星爆発…。」
 
少しすると、今度は座り込んでどうやら包丁で何かを切っている様子。

綾「何を切ってるの?」
ゆ「だいこん! じゃくじゃくじゃく!
  きったら、れいぞうこに。 ぴ!」
綾「…その電子音は何だ」
ゆ「つぎは にんじん! じゃくじゃくじゃく〜
  (切ったのをつまんで綾戸の口元に) はいどーぞ」
綾「切っただけの生を味見か…?」
ゆ「つぎは、ちくわ! じゃくじゃくじゃく!」
綾「ちくわ半分凍ってないか?」
ゆ「つぎは〜、きゅうり! じゃくじゃくじゃく〜 しおをぱっぱ」
綾「一体何が出来るんだ」
ゆ「つぎは〜 じゃくじゃくじゃく〜」
綾「何を切ってるの?」
ゆ「らいおん!」
綾「ライオン!?……ライオン!?」
ゆ「らいおん! うふふ〜♪ じゃくじゃくじゃく〜 しおをぱっぱ♪」
綾「ライオン料理…?(苦笑)」
ゆ「(切ったのつまんで)はいどーぞ♪」
綾「ライオンの生肉食えないよ…」
ゆ「つぎはねぇ、さんにん!」
綾「さんにん?」
ゆ「ちぃちゃんとー、ゆぅちゃんとー、かっかとー、とうちゃん!」
綾「4人じゃんか…」
ゆ「じゃくじゃくじゃく〜!」
綾「切られた!!」
ゆ「ま〜ぜまぜ〜♪」
綾「混ぜられた!!
  ねぇ、ゆぅちゃん、これって一体何が出来るの?」
ゆ「おほしさま〜!」


…それ、みんなお空に昇ってる…(落涙)