おかげさまな賞状

 先日、お子ちゃま達の絵を「世界児童画展」というものに出品した。結構たくさん入選になり、しかも入選作品は世界十数カ国を回って展示されるというワールドワイドな作品展である。毎年5年生は「自転車と友達」というタイトルで2学期始まってすぐに絵を描く。それを出品したのだ。すでにウチの学校で5年生の担任3回目というS先生(図工専門)に指導は任せきり。お子ちゃま達と一緒になってS先生の説明を「へ〜っ」と聞き、後はお子ちゃま達にはっぱをかけてとにかく描かせた。
 今朝学校に行ってみたら、結果の名簿が机の上に置いてあった。おお。入選3人もいるじゃん。おおっ!ハヤトが特選じゃん♪ 努力賞もいっぱいいるやん♪♪ と、喜んで見ていたら…名簿の上の方に赤い文字。「指導者賞」 …………はぁ!? 何で?何で何も指導してないのに指導者賞なの? 他にも3人の先生が指導者賞をもらっていた。H先生は分かる。だって入選が10人近く、特選も2人だもん。O先生も入選と努力賞いっぱい。でも何で綾戸!? S先生にはないの!?
 図工担当で児童画展に出展作品を持っていったS先生曰く「特選に選ばれた子の担任が指導者賞みたいだね」 うーん。じゃ、私の指導者賞はハヤトのおかげなんだ〜。そっかー。ハヤトによくよくお礼を言っておこう。
 S先生もう一つ曰く「どこまでやらせるかが問題なんだよね」 あー…ま、確かに「とにかく塗れ。白いところが無くなるまで丁寧に塗れ」とは言ったけどね…。結局このおかげで大きな賞状と、三色ボールペンまでもらってしまった。