紅葉を見に行こう

 いつものメンバー(自称美女4人衆)で紅葉を見に行くことに。しかし夏くらいから「秋は紅葉狩りに行きましょうね!いつ行きますか!?」と妙に張り切っていたHさんは、現在仕事がとんでもなくハードなので考えられず。でもその他3人も公開研が終わったばっかりでぼーっとしている状態。結局「Mさんが車で綾戸アパートまで来て、車を置いて綾戸が車を出し、HさんとIさんを拾ってどっか北の山へ行こう。ルートも時間の過ごし方も、行き当たりばったりで!」ということだけ決めて当日を迎えるという始末。
 計画通りMさんがうちに来てHさん(家が近所)を拾い、Iさんの家に向かう時にMさんが「コンビニ寄っていいですか?朝ご飯食べてないんで…」と言い出した。…私も食べてない、と声を揃えて言うHさんと私。みんな朝寝坊かい…。Iさん拾ってからの方がイイかな?でもIさんに限ってそんな寝坊なんてしないんじゃない?と話し合いをし、通り道のコンビニで適当に食べるものを買う。車の中に肉まんの香りを充満させながらIさんを拾うと、「あー・私も食べてなかったのに〜」と言う。「どうして『私に限って』なんてコトになるんですか〜?」と笑っていた。いや、イメージで。
 コンビニによってまたそれぞれお菓子を買い、スーパーに寄ってまたお菓子を買い、百均に寄ってちょっと外で遊ぶおもちゃを買い…。4人とビニール袋を満載したうちの車は山に向かう。紅葉がわりと有名な場所へ向かった。もう遅いかと思っていたけれど、そんなこともなくてちょうど今が盛りというくらい。綺麗!!車もそんなにいないので、細い山道をゆ〜〜っくり走らせて4人で大騒ぎしながら紅葉鑑賞会。
 ところが。とある所まで来てみれば、道が工事中なので迂回路を通れと看板がある。えー、こっち行ったこと無いのに〜とナビのIさんすら不安がる中、迂回路へ突入。これがまた激・山の中!な迂回路。今どこにいるのか全く分からない。「ホントに!?ホントにこっち!?」と大騒ぎしながら、しかも車1台がやっと通れるような細い道なので引き返そうとしてもバックで走るのは絶対イヤで、ぐるぐる迷走小一時間。何とか分かる道まで降りてきてほっとする。もう一生分!?ってくらい、山を迷った気がする。
 出てきてみれば、「あそこならちょっと広場があるから遊べるよね」と最終目的地にしていた場所の近所。すげー!(笑) 道の駅でぼやぼや土産物を見て(そしたら何故か教頭に会った。お互いびっくり)軽くご飯を食べて、広場で遊ぶ。百均のバドミントンは結構使えます。その他のおもちゃは微妙だけど。
 山を下りてからは今度は西の大きな公園に行き、散歩しながら広場に置いてある彫刻を見て芸術鑑賞。ものすごく大きな広場に点々と彫刻が置いてあるので、そこまで行きながら形を見て、到着するまでにタイトルを当てるというゲームがいつの間にか始まる。次に河川敷を歩きながら、何故かIさんと私で石投げ大会が始まる。最初は川に向かって小さな石を投げていたのだが、だんだんと子どもの頭サイズの石を持ち上げて泥に向かって落とすという過激な大会となる。MさんとHさんは「何だ!?一体どんなストレスがあるんだ!?」と大笑いしていた。いや、結構面白いんだってコレ。ちょうど暮れ方で、ライトアップされた噴水を見ながら公園を後にする。
 ちょっと喫茶店で休んだ後、綾戸は2時間ほどお仕事に行かなければならなかったので行ってくる。その間、3人はカラオケ大会だったらしい。お仕事が終わるまで待ってもらって、夕飯を食べに今度は東の焼き肉バイキングへ。で、Mさんは自分の車で帰り、IさんとHさんを家まで送る。公園にいた頃から喉と頭が痛くてぼ〜っとしていたのだけれど、何とか楽しく、無事に帰ることが出来た。何だかとっても充実した休みだった気がする。