歌のおかげ?

 うちの学校は2年生までは全教科を担任が教える。3年生からは音楽は音楽専科の先生に持ってもらうことになっている。というわけで、今は綾戸が音楽を教えているわけです。
 もちろん(?)音楽そのものが専門分野ではなく、歌唱に至っては人畜有害(音をはずすとか、超音波発生器とか…)なので2年生には「楽しく歌ってもらえれば」と「裏声を使う」というのだけ力を入れてやっている。高い音は綾戸自身が苦にならないのでね。元々ノリの良いうちのクラスのお子ちゃま達は、ちょっと踊ってみたり体を動かしてみたりしながら歌うのは大好き。いつも楽しそうにしている。国語の音読にも力を入れていたこともあって、表現力はなかなかのもので(あの人達は芸達者なのだ)静かな曲は静かに、元気な曲は元気にと歌い分けることも出来る。
 で、今日の音楽の時間。今週の金曜日に6年生を送る会があるので、そこで歌う「さようなら」を最初に練習。特に指導しなくても静かに裏声を出せる所がすばらしいわ♪しっとりと歌い上げる。次にがらっと変えて「歌えバンバン」という元気の良い曲。私も小学校の時に歌ったような。こーれがまたお子ちゃま達大好きで、付点のリズムの所はスキップで、普通のリズムの所は行進(?)しながら元気よく歌う。「♪あああ〜 いい〜な〜 青い空 あいあいあ〜い」という歌詞を歌ったら、急に曇っていた空が明るくなり始めた。「ほーら、みんなの歌が空に届いて、晴れてきてるよ!」と言ったらとんでもなく喜んで、さらに元気よく歌い出す。ついには日が差し始めて雲がどっかに行ってしまった。すげー。歌パワー?
 ノリついでに「春が来た」も歌うと、日がさらに強くなってぽかぽか陽気に。「僕らの歌で春がホントに来た!」とご満悦のお子ちゃま達だったのでした。