タイピングゲーム「宇宙打(ソラウチ)」

 残っていたテストの採点をして、その結果をパソコンに打ち込んで…あー、お仕事やる気しない。そこで、以前から気になっていたタイピングゲームのページに行ってみることにした。
 「宇宙好きにはたまらない」という宣伝文句につられて行ってみる。と銘打たれた黒が基調のページ。確かに宇宙好きの心をくすぐる。80語くらいの宇宙・天文用語を1分間にどれだけ打てるかというのが基本ルール。「地球」「太陽」などの基本的な単語から、「赤方偏移」「膨張宇宙論」「ドレーク方程式」などちょっと天文学をかじったら聞く用語、果ては「野辺山宇宙電波観測所(のべやまうちゅうでんぱかんそくじょ)」「宇宙航空研究開発機構(うちゅうこうくうけんきゅうかいはつきこう)」「小惑星探査機はやぶさ(しょうわくせいたんさきはやぶさ)」「スローン・デジタル・スカイ・サーベイ」といった一瞬「え!?何?何書いてあるのん!?」ととまどってしまうようなものまで。聞いたことのある単語は打つのも楽なのだが、こういう長くて複雑な単語は覚えるまでが大変。「夏の大三角形」なんてのはよく聞く単語だから楽なんだけど。
 で。大学の地学で一応天文をかじっているので、ある程度の単語はついていける。知らない単語もちゃんと一口説明文や関連リンクが付いているのでいい勉強になる。知ってる言葉があると懐かしくていい。「ドレーク方程式」なんてなかなか聞けないものね(苦笑)
 打ってその打った文字数や誤打率、得点が出る。それによってランク付けされる。S++が一番上とあったが、どうやらその上に隠しランクがある模様。どれだけ頑張ってもS++が限界。9840点。ランキング最高位の17744点っていったい…。
 それだけではなく、ある条件を満たして打つことが出来たら、その単語をゲットすることが出来る。それが結構面白いのだ。単語はランダムで出てくるのだが、なかなか出てこない単語もあり、「ココがどうしても埋まらない〜!」と意地になって繰り返してしまった。私が苦労したのは「地球」「冥王星」「ガンマ線バースト」。地球と冥王星はただ単に出てこなかったんだけど、ガンマ線バーストは条件が満たせない。どーして妙な癖があるかなぁ…。
 こういうルールって言うのはいいね。勉強も進むし、興味もわくし。どんどん作っていって欲しいと思う。
 …ただ、仕事がちっとも進まないのは困るけど…(苦笑)