突然の仕事

 前の学校は委員会活動をクラスごとに振り分けて行っているという変わった組織だった。(註;今年度からは変更され,周囲の学校と一緒の作りになっている) 今の学校は大体の学校と同じ,6年生がいろんな委員会に別れて,その委員会の仕事をする。先生達は全員がどこかの委員会に所属する。私も振り分けられたので「集会委員会」に行くことになった。ま,それは仕事だし。
 一体何をするのかと思ったら,始業式の時にリコーダーとハンドベルでほんのちょこっと「春がきた」を演奏したメンバーが集まっていた。それをする係りらしい。・・・それだけ? ま,練習は大変だと思いますが。とりあえず今年度最初の集会なので自己紹介をし,5月の集会で何の演奏をするか考える。お子ちゃま達は「こいのぼり」がいいと言うのだけど,あれって単音のメロディーしかないよね? と言ったら。
 「綾戸先生,くわしいねぇ。楽譜,頼むわ」
 と,他の先生に言われた。はい? 「私,楽譜を読むことはできるけど,それ以上はダメなんだよね」 ・・・え? いや,頼むわって言われたって何するの。お子ちゃま達や以前の集会委員会の先生に聞いた話を要約すると,つまりは「決めた音楽(それも8小節くらいの短いの)をリコーダーとハンドベルで演奏する。それ用に楽譜や和音を作る」らしい。はいい!? で。鯉のぼりの楽譜はあったのだが,あれって「ハンドベルも生かして」メロディや和音を取るのは無理がある。5月の童謡を探したけどいいのがない。しかたないのでこの時期に咲く「エーデルワイス」を提案。で,ベル用の楽譜も作らねば。
 しょうがないのでネットで楽譜を作れるソフトを落としてきて,今必死で作っているところ。一応2部合唱の楽譜があり,私が知っている2部合唱と音が違うので,それで和音を作っているが,演奏したらどうなるかはかなり謎。しかも31小節あるし。いったいどうなるのやら。