愛地球博レポート2

 ようやく手荷物検査を通過。検査のために出していた手荷物を全部鞄の中につっこんでゲートへ…って、チケットどこ行った!? 手荷物と一緒につっこんでいたチケットを発見して、ようやく中に入ることが出来た。
 入ってすぐの所に、今どこの場所が人が多いかを示す電光掲示板があった。グローバルコモン(各国のパビリオンがあるところ)は大体人型1個。1カ所だけヨーロッパブースが2個あったかな。すでに企業パビリオンは2〜3個。(最大3個) …やってられねぇ…。企業はAとBに別れていたのだけど、人の少ないAの方に行ってみることにする。ゲートを抜けて右方向。
 少し歩くと各電力会社のパビリオン『ワンダーサーカス電力館』90分待ち…パス。その隣のリニア館は40分。その向こうにあるワンダーホイール展覧車はやっぱり90分。しょうがない、リニアモーターカーを見に行こうか。並んだ瞬間は30分待ちだったんだけど、すぐに50分待ちに表示が直された。うげー。外に並んでいる間はまだ風が通る。日は当たるけど、私は日傘さしてたし。(だぁには無し。その白さは犯罪級) 中身は…まあまあだったけど……あのね、40分外で立ってたの。座らせてくれない?
 外に出てさらに会場の奥に向かう。三菱未来館は内容が興味をそそるのだけれど、外に並んでいる行列がそれを補ってあまりあるほどにそそられない。無視して奥へ向かう。ちょっと遊園地みたいな所があって、この暑さなので「ー30度の世界」というシロクマと「凶暴なので近寄ってはいけません」なペンギンの人形が立っている建物がひっっじょ〜〜に魅力的なのだけれど、遊園地だけあって入場料別途なので、もう少しせっぱ詰まったら来るか、と言うことにして通過。
 一番近くにあったのはグローバルコモン6「東南アジア・オセアニア」 …の前に、11時だけど何となくお昼を食べることにする。円形になった建物の2階でご飯を食べながら、下で踊っているきわどい(どころの騒ぎではない)衣装のおっちゃん・おばちゃん達の踊りを見る。アレは…ニュージーランドらしいんだけど…マカ? それから、外のパビリオンの看板を吟味。一番気になるのがブルネイ。国王らしき人の顔がどーんと描かれている。ブルネイ・ダルサラーム国。首都バンダルスリブガワン。世界一お金持ちの国。………しかし看板に国王が描かれるほどに何もない国…あの中身どうなってるんだ石油でも掘らせてくれるのか。想像は尽きすぎて何も浮かばない。
 食べ終わって(マンゴーのかき氷はおいしかった)店を出た瞬間、その店に入るための行列にびっくり。早く来てよかったねー。その行列を後目に建物を出て様子を見る。オーストラリアとかフィリピンとかはやっぱり並んでるのね。並んでいないところを選んで入ろうと歩き出したとたん、さっき踊っていたきわどいおっちゃん達に背後から迫られた。ちょっと逃げると、追いかけてくる。ぎゃー! いや、要するにニュージーランド館が目の前にあったので、進行方向が一緒だっただけなのだが。 ラオスカンボジア、マレーシア、ベトナムブルネイ、南太平洋共同館を回る。うん。海きれいね。趣向が凝っている国は並んでるんだけどさ。
 日本ゾーンを何故か通過して、グローバルコモン3「ヨーロッパ」 …えーっと、フランス館40分待ち、トルコ50分待ち、イタリア館90分待ち、ドイツ館200分待ちって何ですか? しかもタイミング悪くドイツ館の奥にあるお手洗いに行ったら40分くらい並んだんですけど。フランス館に入れるじゃん。並んでいる人たちがかなり文句を言っていた。後ろのおばちゃん達は「せっぱ詰まってる人はどうするんだろうねぇ?」って言ってたけど、まあ、それは確かにね。…花壇の花、きれいだね。 疲れ果てていたので、モロッコだけ行って通過。性転換はしてなかった。
つづく。