墓穴から取りあえず生還 その後のトラップ

 学校での検討会も何とか終わりました…。あまりに酷い指導案に「ぺーぺーのやることだしな」と思ってくれたのか、そんなにつっこまれませんでした…。指摘も「ここが大変だから、気をつけた方がイイよ」とか、そう言う程度。はい。気をつけます。
 で、終わってぐったり一息ついていると、「じゃ、21日の話しよっか」 …はい?21日って……あー参観日あったわね…。もういいどうでも。写真を黒板に貼ろうと言っていたので、その写真を撮ってきていた私がまた印刷することになる。足りない写真も「はい、撮ってきます」と返事をしておく。
 撮らなければならない写真が何かというと、町にある「すべての人に優しい工夫」である。要するに、ユニバーサルデザインであったり障害を持つ方のための工夫であったりするのだが。先日ちょっと町探検をしたときにスーパーの駐車場にある専用の駐車場や点字ブロックなどを見てきたのだが、トイレの写真を撮り忘れたのよね。
 フルートのレッスンが終わって9時前。うちの近所のスーパーでちゃんと専用トイレを見つけて写真を撮る。ドアに着いているプレートと、それから中に入って…とごそごそしていると、ドアをたたかれてお店の人が現れた。「ボタン何か押されましたか〜?」「いいえ!!押してません!!」 …びっくりした…変な人だって思われたかな…。トイレのドアに鍵をかけ、手すりとか大きな手洗い場とかも写真に撮り、出てきて男性用・女性用のプレートを……ちりちりとイヤな予感。撮らずに逃げる。そんな私とすれ違って、また同じお店の人がトイレを覗きに来た。うーわー。絶対変質者だと思われてる…。
 お店で晩ご飯を買ってそしらぬ顔でレジに並んでいたら、お店の人2人連れだって店内に戻ってきた。堂々とおじさんから視線をそらすことなく、でも心の中では「どうしよう、荷物見せて下さいとか言われたら、正直に写真を見せて『小学校の授業で使うんです』って言えばいいよね…でもこんなところでいきなりお客を引っ立てて行かないと思うんだけど…」とそわそわしながら立っていた。おじさん達通過。恐かった〜! 撮り逃した写真、また明日学校の近所で、学校の名札をつけたままで撮りに行こう。