ナマを聴く

 今日は登校日。毎年8月6日を登校日にして平和学習をするらしいのだが、今年は異例の今日になった。某大学のオーケストラ130人がうちの体育館に来て演奏を聴かせてくれるというのだ。お子ちゃま達はそうでもないが、大人達が大興奮(苦笑) 頭の良い大学なので、お子ちゃま達に「お兄さん達をよく見てこい」「頭撫でてもらっておいで」とけしかけている。「頭も良いし、楽器も出来るし、顔も可愛い子いたし、天は二物を与えてるよねえ…」などというつぶやきまで聞こえる。
 お子ちゃま達もナマ演奏を聴くコトなんて滅多にないし(初めての子が多い)見たことのない楽器をいっぱい見るし、何だかちょっとうずうずしていた。私が演奏前にかなり釘を刺しておいたので、うちのクラスの子はそんなに演奏中にもぞもぞしてなかったけど。
 全校児童だけでいっぱいになっちゃう体育館なので、低学年の部と高学年の部に別れてコンサート。低学年の部は選曲がちょっと…楽器紹介の「(となりのトトロより)さんぽ」と、「シンコペイデッド・クロック」は演出がさえていたので面白かったけど、あとはワーグナーの「ローエングリン3幕の序章」モーツァルトの「交響曲第41番ジュピター第1楽章」など。耳慣れないとねえ…。高学年の部は白鳥の湖とかサウンドオブミュージックメドレーとか、わりと耳慣れていて良かったんだけど。
 演奏そのものはかなり上手で、立派だと思いました。ハープも滅多に見られないからちょっと嬉しかったし。お子ちゃま達もあれこれ思うことがあったみたい。こういう経験をたくさんさせて上げられると良いんだけどね。