福岡〜ソウル〜ロンドン

 起床は朝5時過ぎ。頭がもうろうとしている。ぼーっとしながらも、何度もパスポートだけは確認。6時15分にタクシーで家を出て、7時の新幹線に乗る。寝るなら今のうちに寝ておかねばならないのだが、何となくおかんとしゃべっている間に福岡に着いてしまった。そこから地下鉄で福岡空港まで。コリアンエアーと言うと違和感がないのに、どうして日本語に直すと撃墜されそうな気がするんだ大韓航空(苦笑) あんまり表情は豊かじゃないけど優しそうな添乗員のお姉さんにくっついて出国手続きをする。
 日本を発つのは午前10時半くらいで、ロンドンに着くのが午後5時くらいなのだが、時差が8時間(本来なら9時間だけど、今は向こうはサマータイムなので1時間減るのだ)あるので、日本時間でいくと翌日の午前1時。眠いからと言って飛行機の中で寝てしまうと時差ボケの罠にはまるので、ソウルまでは仮眠を取り、そこからは頑張って起きていようという作戦を立てる。が、ソウルまで1時間ちょい、結局寝られず。やばいー。
 ソウルで一度飛行機を降りて乗り換え。私がレンタルしてきた携帯はロンドンでしか使えない設定になっているのだが、弟の3G携帯はどこでも使えるので便利でいいなあ。次は3Gにしようかなーとか思ったけど、多分もう当分海外に行かないしな(苦笑)
 空港で待っている間、お手洗いに行っておく。並んでいると後ろの韓国人のおばちゃんがぐいぐいと押してくる。何?順番待ってるんだけど。用を足して出ようとドアを開けると、私が外に出る前から韓国人の子どもが飛び込んでくる。何?出られないじゃん! 以前中国に行ったときにも思ったけど、韓国の人は…何というか…「我先に」という意識が表に出まくっている人が多いし、騒がしくてどうにも性に合わない。まあ綾戸だけなのかもしれないけれど…。それとも日本人だからってバカにされてるのかね?
 ぐったりしながら飛行機に乗ると、ソウル→ロンドンという路線なので、どこにも日本語がない。新聞、雑誌、スチュワーデスさん、みんな韓国語か英語。たまーに日本語を話してくれるスチュワーデスさんもいるけど、いまいち通じないんだよねえ。コーヒーを頼んだら「砂糖いりますか?」と聞いてくれたのは嬉しかったんだけど、クリームが欲しくてつい思わずいつもの癖で「ミルク」と言ったら、悩んで控え室に行き、帰ってきたときに彼女が手にしていたのは小さめの牛乳パック。しかもそのままくれた。んー。ま、いいか。機内でやっている映画も同様。英語の映画で、取りあえず韓国語吹き替え版のチャンネルはある。1本目の映画はかろうじて字幕が日本語だったが、2本目は中国語だった。英語を聞きながら中国語の字幕を一生懸命見ていたんだけど、やっぱり難しすぎる。頭が疲れてしまったので見るのをやめた。しかし…11時間って長いなあ…。
 ようやくロンドンに降りる。まず思ったのは、「寒っ!!」 一日の最高気温が今の時期で22〜25度。最低気温が16度前後。しかも乾燥しているのでよけいに寒い。上着がいるわぁ。日本の10月くらいの感覚かな。そのままホテルに行って今日はお休みなさいだったのだけど、元気な弟とおとんは24時間のコンビニがあったとかで買い物に出かけていった。日本よりちょっと物価が高いらしい。1ポンド=210円くらいで、ペットボトルの水や飲み物が0.5〜1.2£かな。お店によってまちまち。
 さて、明日からどうなることやら。