ロンドン〜オックスフォード〜ブレナム宮殿

 夜中に寒くて起き、エアコンで暖房を入れた…。日本ではまずあり得ない。
 朝ご飯はコンチネンタルスタイル。パンとコーヒーとちょっとした果物。でもハムとチーズもあって結構おいしかった。シリアルもおいしいし。これで十分だよねー、と言いながら食べていると、添乗員のお姉さんが来て「他のお客様たち、イングリッシュブレクファスト(卵とかベーコンとかいろいろおかずのあるタイプ。ちょっとお高くて、そのホテルではプラス4ポンドで切り替え可能)の方に通されてるんですよ。どうも係の人が間違えちゃったみたいで…向こうに移動しますか?」と聞いてきた。なにー。でもかなり満腹してたし、別にいいや、ということでそのままにしておく。後で聞くと、本当はコンチネンタルなのに係の人が勘違いしてたらしい。うちだけ勘違いしてもらえなかったんだって(苦笑)
 朝から観光バス(向こうではcouchって言うらしい)に乗ってオックスフォードへ。運転手のロンさんは真面目なおじさまで、運転も丁寧。全然酔わなかった。オックスフォードは大学で有名なのだが、実はカレッジが30個くらい集まって「オックスフォード大学」と呼ばれているらしい。6万人の学生の街。クライストチャーチというカレッジはルイスキャロルが数学を教えていた有名なカレッジ。しかも、見よこの食堂を!

ハリーポッターの食堂〜♪本物です。ハリポタでは4クラスなので4列机があったのだけど、本物は3列。編集で1列増やしてあるんだそうな。
回廊もここ。思わずみんなで「うわー!」と言う。おみやげ屋さんにはヘドウィグのぬいぐるみがあったりハリポタ本が山積みにしてあったり。他にも皇太子様や雅子様が通ったカレッジも見たけど、反応は薄かった(苦笑)
 昼ご飯。まともなイギリスの食事は初めてなのだけど…おいしくない…。噂通り。大味って言うか何というか。量はものすごく多いんだけどね。パンだけはまともに食べられるけど。
 お昼からはブレナム宮殿へ。すんっっっっごいでっかくて大きな宮殿で世界遺産だけれど、実は個人宅。今も11代目当主が住んでるとか。チャーチル首相の親戚筋なんだそうだ。大きなドアは1つが500kg、2枚で1t。両手で持たなきゃいけないくらいの鍵。とにかく圧巻。で、ガイドのおばさまがこれがまたお上品な日本人のおばあちゃんで、そんなドアや豪華な部屋が妙に似合う。「うちの部屋でございますの」って言われても違和感がないくらいに。で、とうとうと「これが第9代の…」「これが第4代の…」「こちらが9代の奥様の…」って説明してくれるんだけど、似合うんだけど、頭が追いつかない。どれがだれ? というか、9代って言われてもわかんないんだけど。(9代がチャーチル首相のおじさんだったか従兄弟だったか…) 庭がすごく有名で綺麗らしいのだけれど、ちょうど雨で見られなかった。
 夕ご飯もおいしくない…。コーヒー事件があり(そのうち書きます)、笑いすぎてぐったりしてホテルに入ったら、テレビでちょうどミリオネアをやっていた。イギリスのミリオネアは2人一組なのかしら。司会者の人が溜めないから見やすくて良いんだけど、最初の100ポンドも取れません。問題分かりません。問題が分かっても「何とかっていう骨ってどこの部位にある?」って言われても分かりません。たまに「ヘラクレスのお父さんは誰」といった問題があって、それくらいなら分かるんだけど。
 歩きすぎて肩と腰が痛い。