さぶっ!

 2時間目辺りから外を雪が舞い始めてみんなでびっくり。天気予報当たるんだ(笑) 大休憩にちらほら舞う雪を堪能したお子ちゃま達、教室に帰ってきて3時間目の音楽。「センセ、『歌えバンバン』歌おう!」 …何?雪に対抗したくなったわけ?(笑)今までに歌うたびに雲が切れて晴れ間がのぞいたという曰く付きの歌だが、今日の雪パワーにはさすがに勝てず。歌って20分後にようやく止んだ。綾戸的にはストーブに残っている灯油を燃やし尽くしてしまいたいので寒いのは都合が良いんだけどね(笑) ただ、急に冷え込んだために足首の爆弾が「導火線残り1cm」ってくらいに怪しかったけど。明日はもっと寒いんだって…やだねぇ。

 今日の給食、デザートはデコポンだった。給食の準備をさせるためにどたばたしていたら、妙な放送がかかる。栄養士の先生からだ。
「今日のデコポンは、とっても大きいので、
各クラスにビニール袋3〜4つずつあります。
たくさんありますが、甘くておいしいので、しっかり食べて下さいね」
…今までこんな放送かかったことないのに…。何事なんだろう?と思っていたら、お子ちゃま達が大騒ぎしながら持ってきたビニール袋の中身は本当にすごかった。

これ。綾戸の手は、決して女性の中で小さい方ではない。どちらかというと大きい方だ。その綾戸の両手でようやく包めるほどのデコポン。これがど〜んと一人一個。えーっと。お子ちゃま達、下手したらこれだけでお腹がいっぱいになりそうなんですが。しかも、これだけどっしりしたものだと、皮も固い。デコポンって頭の出っぱった所の付け根に指を差し込むとわりと剥きやすいのだけど、それでも結構力がいる。おかずの味噌おでんがおいしくてついついおかわりしてしまったお子ちゃま達が、一体どれだけデコポンと格闘したか。まず皮と格闘。箸を刺そうとして「折れるからダメ!」と綾戸に怒られ、一生懸命皮に爪を立てて「むぎいいいいいい!!」と歯を食いしばって笑われ…。だって…ミカンの皮と格闘するお猿…(爆) 教卓に突っ伏して2〜3分笑っちゃったよ。顔真っ赤だし。何人かは「センセ…皮剥いて…」と言いに来た。で、剥き終わってもどでかい中身と格闘。甘くておいしいの。ホントに。でもあまりの量は地獄なの…。大人の私でも「今日は…スカートきつい…」と思ったくらいだ。うちは剥いた後の半分が残っちゃった子が数人だったけど、1年生なんてまるごと10個以上余って、担任の先生が職員室に持って降りて配っていた。(写真はその中の1個。もらった)6年生でも格闘したって言ってたしなあ。業者さん、やるな。