びっくり。

 真夜中に、旦那の「痛い!」という悲鳴に近いうめき声で目が覚めた。「何かに刺された。何かいる!」と言うのでびっくり。掃除機はかけてるぞ? 電気をつけて見渡しても何もいない。でもしきりと「絶対何かいた。手で払ったんだ」と言っている。手で払うくらい大きいものなの…? 布団をめくってみたけど何もいない。何だったんだろうなぁ…と半分寝ぼけた頭で、それでも掛け布団をばさっと払ってみると、ぽとん!という音と共に敷き布団に落ちてきたのは…ムカデ! 掛け布団を持ったまま硬直する私と、「こいつか犯人は!ティッシュどこ!」と捕獲に入る旦那。よく立ち向かって行けるなぁ…さすが男性は違うな…とか、訳の分からないことを考えていた。騒動が収まって時計を見てみれば午前3時過ぎ。げっそりして寝直す。(旦那は目が覚めちゃってなかなか寝付けなかったらしいが…)
 膝の痛みが増してきているので、コレは変だと思い、病院行きを決意する。今日はどうせ1、2時間目しか授業がないし。授業が終わってからどこの病院が良いか保健室の先生に聞いてみる。Sという病院を勧められたけど…あそこの評判はあんまり良いのを聞かないんだが。とりあえず行ってみると、とにかく混んでるし待たされるし、先生は何だか頼りなさそうだし。おまけに説明もなしにレントゲンまで撮られる。一応「妊娠してますか」とは聞かれたけれど。まあ、内部のことだし仕方ないよな、とは思っていた。でも、4枚も撮るなんて考えてもみなかったぞ!さすがに変だろうと思って「4枚も撮って大丈夫なんですか」と言ってみたら、技師っぽいにーちゃんが「うーん」と言ったまま撮影の準備をして行ってしまった。おい…なんだその返事は…。
 以前旦那の卓球友達ばっきぃさんも言っていたが、人体に影響がある以上説明は必要だと思うし、せめて患者が質問してきたときくらいまともに答える必要があるんじゃないんだろうか。とりあえず筋が伸びているだけなんじゃないかという診断がおりて薬も出してもらったんだからいちゃもんつけることはしないけど、二度と行かない。
 膝が痛くなった原因は、手首や足首に爆弾を抱えているのと一緒で、関節が柔らかすぎるかららしい。最初診察で先生が足や膝をくりくり曲げてみた後、「手の親指が腕に付くか」「背中に手を回してつなげるか」「立位体前屈できるか」などという質問を立て続けにされたけど…全部出来ます。立位体前屈に至っては、最近測ってないから解らないけど両手は床にぴったりとついてまだ余裕があるし、高校生の頃の最高値は27cmだ。(友達には「綾戸、足短すぎ!」と言われた。至言だ。)
 要するに、膝関節も柔らかすぎるので、筋が引っ張られる長さも普通の人より長いのだ。今日初めて知ったのだけど、普通の人は両足を床に伸ばして座って、そのまま膝を床につけた状態でかかとは上がらないのね? 私、2cm位は余裕で上がるんだけど…(膝を伸ばした状態で座って、そこからさらに膝が沈む。逆へ曲がってるのね) 普通の人はこんなに曲がらないと病院の先生に言われて初めて知ったよ…びっくりだ。
 で、皮膚が弱いのでテーピングも出来ず、包帯でぐりぐり巻きにしてテーピング代わりにしてもらったんだけど、緩くてすぐずれるので、仕方なくドラッグストアで膝のサポーターを買ってきた。これからこの膝と一生つき合うんだろうし、あってもいいかと。やっぱりあると楽。しばらくはコレで様子見。