フィーバーその後

 私が熱を出そうが、ちびの約3時間おきの食事は変わらないわけで…結果、普段の私のように母がちびを抱えて寝て、起きる直前に部屋から出てきて搾乳しておいたミルクを湯煎にかけて…という大変な事態に。その間に私は次のミルクを搾っておかないといけないので、熱があってもやっぱり3時間おきに起きるんだけど。そんな状態でも、母がくたばりかけた夜明け頃には熱が36度台に突入、基礎体力を発揮した。まぁ、起きてミルク搾るだけで後は寝られるものね。そこから先が大変なんだよ。
 しかし今日は念のためこの生活を続けることに。明日から母が仕事復帰で、私一人でやっていかなきゃいけないので、バッチリ治しておかないとまずいのだ。ちびの顔を見ようと近寄ると「寄るな触るな」と言われるのでなかなか会えず。それでもみんなが起きた頃「おはよー」と父に抱かれたちびをのぞき込んでみた。ちびと目が合う。すると、にぱぁぁ♪と笑った。びっくり。そんなことが昼過ぎにもあったので、父も「おかあが分かってるんか?」と驚いていた。にぱにぱ笑顔があまりにかわいくて、「頑張って早く治すからねー!」と誓う。面白くないのはさんざん面倒を見ている母で、ずぃっと割って入って
「ばぁばも分かってるよねぇ。一緒に寝たもんね〜。お風呂も入ったもんね。
 ミルクもあげてるもんね〜。いっぱい遊んでるよね〜!」
 と猛アピール。何の競争だ(苦笑)
 普段と少々生活が違うことをちびも感じているようで、イマイチ寝なかったのだが、昼過ぎからは父に抱かれてほかほか(少々汗だく)でよく寝ていた。夕方になって軟禁部屋からのぞくと、今度はソファでごろ寝してテレビを見ている父の腹の上で寝ていた。肉布団!?大爆笑して写真を撮ってしまった。
 お風呂上がりからはいつも通りの生活に。風邪だったのか何なのかわからないけど、とりあえず倒れられないことは学びました。