またクイズブーム?

 先週の1週間、スペシャル番組で何時間もクイズ番組ばかり見ていた。大学の頃はクイズ研究会に入っていたほどのクイズ好きで、今でも雑学とかクイズとか大好き。旦那も好きな方なので二人そろって少々競いつつ見ている。私がクイズにはまった90年代前半のクイズブームとは違い、今は芸能人がいかにおばかさんか、というのがはやっているように思える。火付け役はヘキサゴンなんじゃないかなぁ。それはそれでとても面白いのだが、引っかかる点が1つ。おばかさんをとことん馬鹿にして、それを子どもも見ているゴールデンに何時間も垂れ流していいのかということ。以前のヘキサゴンはそうだったけれど、最近は違う。おばかさんで有名になってしまったpaboと羞恥心だけど、彼らが問題を解けるようになると、司会の島田紳介さんはとっても喜んでいる。ヘキサゴン内のコーナー「脳解明クイズ」だって、彼らの勉強になるし、彼らがどう考えてどうまちがっているのかがよく分かる。だから分析も出来るし、同じような問題を解いていれば彼らも出来るようになる。そうやって成長しているから、スペシャルで紳介さんが意地悪な旅を用意すれば、ドラマまで生まれてしまう。
 だけど、そうじゃない番組もある。司会者がおばかな解答に対して、痛烈に突っ込めばいいのか。それは司会者の腕が無いからでしょう。番組内で何のフォローも無い「人を小馬鹿にする態度」を子どもが見る時間に垂れ流すな。見ていて気分が悪くなったので、まじめに見るのをやめました。くりぃむしちゅーの上田さん、司会をするなら腕を上げましょう。あなたがクイズ番組の司会をするのは時期尚早です。