新型インフルエンザ

 ついに日本でも広がり始めたようで。もちろん「日本は大丈夫だよ」なんて根拠のないことは思ってないし、成田空港で高校生の周りの人を何人か逃した時点で「ちっとも水際で止まってない」って言ってたけど。
 すでに人ごとではなくなっているから、なるべくちびを人が集まる所に連れて行かないようにしようとは思うのだが、1ヶ月もしないうちに里帰り出産のためにちびを連れて静岡から広島まで移動しなければならない。新幹線みたいな閉塞された空間に何時間も…というのは危険窮まりないと思うので、不安。
 自分や家族、そして一番にちびがかかったら大変、というのはもちろんのことなのだが、相手は新型インフルエンザ。自分が加害者になりうるという自覚を持たないといけないと思う。もちろん騒ぎ立てるのは良くないと解っているが、全く知識もないままでいるのは危な過ぎる。
 今のところ弱毒性で致死率もかなり低いけど、インフルエンザウィルスは変異が頻繁で毒性が強くなることは想定しておくべきこと。今回のウィルス、H1N1型の亜種はソ連A型やスペイン風邪と同じ株の変異。スペイン風邪も流行り始めは弱毒性で、第2波、第3波と強くなっていって結果全世界で5千万人もの死者数を重ねる事態になったとのこと。変異させないためには、人間の遺伝子になるべく触れさせない、遺伝子を覚えさせないのが一番。つまり、誰もかからないことが一番いい手段と言えるわけだ。かかったら自分がしんどい思いをするだけじゃなくて、そのせいで毒性の強いウィルスが生まれてしまう可能性をもち、全世界に大迷惑をかけるかもしれない、ということ。人類として自覚をもって行動…なんて言うと大袈裟に聞こえるけれど、頭の片隅には入れておかなければならないことだと思う。まずは手洗いうがいから。人が集まるところはなるべく避けて行動したいものです。
 それにしても、この時期の日本の気候で流行るインフルエンザウィルスってまたイヤだなぁ…。