日記を書くこと

 HPを始めて早5年以上になる。ほとんどのコンテンツが開店休業状態の中、ずっと続けているのが日記。小学校のときに毎日日記を書くのが宿題になっていたのだけど、中学生になってしばらくして、また自分から書き始めたのだ普通のノートにちまちまとボールペンで書きつづっていた。高校生、大学生となっても結局続けていて、社会人の今はHPにその日記をさらしている。今ではすっかり字を書くよりキーボードを打つほうが速いというのもあるのだけれど、やっぱり、HPにさらすというのはある程度の目的意識があるらしい。自分の中に。
 HPを始めたきっかけは、やってみたかったというのもあるが、遠くに住む人に「こんなことしてるよ。元気にやってるよ」と伝えたかった、見せたかった、というのが一番強い。大学が実家と遠かったから、仲のいい人や好きな人が遠くにいて、自分ひとりだけこっちにいたのが寂しかったという気持ちもあったのだろう。
 今もその気持ちもあるけれど、今一番強い意識は「自分自身の記録」それから「自分の思いや考えをまとめる手段」だと思う。
 考えることがたくさんある。思うこともたくさんある。日々暮らしていく中で納得行かないこともうれしかったことも、いろいろある。それを考えていく中で、自分の気持ちに整理がつけられないとき。何となく日記やHPの「螺旋階段」に書きたくなってくる。
 なかなか書けないこともある。時間がなくて、とか、「これはさらしたらあかんやろ」とか、いろいろ理由。書いてみたけどアップしなかった記事もたくさんある。「これは読んだ人が困るやろ」という内容もある。
 どんなことを書いていいのか、書けばいいのか、迷うこともある。
 だけど、これからも書き続けていきたいと思う。はっきり言ってエゴで続けている日記。でも、よろしく。