水難救助法講習会

 毎年この時期にある講習会が、これ。要するに人工呼吸と心臓マッサージ法を講習する時間。前までは講習会に行って来た人が中心になって学校のみんなに教えていたけど(毎年するんだけど)、今回の学校は消防署から本物の消防士さん達が来て教えてくれたのだ。ひー。
 毎年やるのだけれど、毎年微妙に変わっている。前は「人工呼吸をした後、心臓が動いているかどうか脈を確かめる」と言っていたのに、今年は「循環の信号を見る」だった。「呼吸無し。咳無し。体動なし!」って。毎年同じことをしていても覚えられないのに、微妙なところを変えないで欲しいわ…。
 私みたいにおふざけな体質な者は、ついつい「もしもーし。大丈夫ですか〜?」と誰かが言っていたら「大丈夫でーす♪」って代わりに返事をしてしまいたくなるのだけれど、我慢我慢。人形をぼくぼく殴って(?)確認をする熱血男性先生とかいたけど。気絶していても起きてきそうだ…。ぼーっといろんな先生達の実習を見ていた。
 K子先生の場合
 「周囲の状況よし! もしもし!大丈夫ですか!? 意識無し!
  そこのあなた!救急車呼んで下さい!
  呼吸の確認〜!えーっと…」(かっこいー)
 「(顔を近づけて)見て!(胸を見て動いているか)
  聞いて!(呼吸音を聞く)
  笑って!!」
 ええ、周囲の者は大爆笑しましたさ…。(正解は「感じて!」ほっぺたで呼吸を感じる)
 Y先生の場合
 「呼吸なし〜。人工呼吸。ふ〜〜〜!」
消「先生、鼻つまんで下さい。吹いても鼻から抜けちゃいますから」
 「あ、すみません。 ふ〜〜〜!!」
消「入ってませんよ〜」
 「ふ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
消「まだ。胸がふくらみませんね」
 「あああ〜〜〜!!死んじゃう死んじゃう〜〜!!!」
 先生が酸欠で倒れそうなんですが…。
 H先生の場合
 「人工呼吸! ふーー  ふーー」
 「循環の確認 心臓マッサージ! 1!2!3!」
消「先生、あばらが折れてます…」
 「あれ?(苦笑) ……13!14!15! ふーーーー!」
 その瞬間、人形がぼろだったらしく、どこからか空気の抜ける『ぶぅぅぅぅ』という音が聞こえた。全員目が点(・_・)
H「生き返った!今おなら聞こえたよなぁ!?生き返ったよ〜!」