奈良公園

 (1回書いたら、何故か消えました…激しくがっくり)
 泊まる所が近くだったので、ついでに奈良公園にも足を伸ばしてみる。だぁは修学旅行で、私は家族の旅行で一度行ったことがあるので、あんまりあちこち入ったりはしないけれど。
 以前の家族旅行で、私がどうしても近づくことが出来なかった場所。それが、猿沢池。何があるわけでもなくただの池なのだが、どうしても近づくことが出来なかった。足が近づくことを拒否していたのだ。あの感覚を何と言って良いのか分からない。「恐い」「不気味」というのが一番近いのかもしれない。うなじの辺りがざわざわするような感覚。
 その話をだぁも知っていたので、「イヤなら回り道して良いぞ」と言ってくれていたのだが、今回は大丈夫だった。以前みたいに足がすくむこともなく。ただ、全く平気というわけでもないし、近づいていくとどの方向に池があるのかが「判る」。見えていなくても、土地勘が無くても、判る。
 まあ、どの方向に池があるのか判るということは、ざっと地図を覚えておけば自分がどっちを向いているのかとかが分かるということで、ある意味便利だったり。そんなこんなで、興福寺国立博物館を見学。ちょっと歩き疲れて足が痛くなった。