ヤギ。(とってもアホ話なので、真面目な人は見なくて良いです)

 いったいどーして「ヤギ」なのかはここここを見てもらうとして…。奈良公園にもたくさんのヤギが居る。誰が何と言おうとヤギなのである。
 ちょうど興福寺に入った辺りからヤギが増え始めた。二人そろって3歳シリーズのファンなので、ヤギだヤギだと大騒ぎをしていた。周りの人たちにはきっと「アホな人だ」と思われたことだろう。自分達でもちょっと思う。ふと見ると、ほんの少しだけ細い角の生えたヤギが小学校に入り立てくらいのお子ちゃまを追いかけていた。逃げるお子ちゃま。あーあ、襲われてるよ…と苦笑い。しかも、そのヤギ、その子のお父さんまで追いかけている。えらく機嫌が悪いんだなあと思いつつ、進行方向へ。ヤギ真っ正面。
 笑いながらだぁがそのヤギに手を伸ばした。頭なでなで。ちょっと後ずさりしたそのヤギは、次の瞬間、だぁの腰の辺りに頭突きを食らわした。びっくり。厚手のコートを着ていたから何ともなかったらしいのだが、「ぼすっ!!」といういい音がした。どつかれた方は「ヤギに喧嘩売られた!」とテンションが最高潮になり、大笑いをしていたのだけれど…。以来、手が届く範囲のヤギみんなにちょっかいを出していた。ねえ、どつかれたかったの?(苦笑)
 一番可愛かったのは、巣にこもっていたヤギ。何故か木の下に松葉が集めてあり、その中にすっぽりと大きなヤギが座っていた。まるで鳥の巣。しかもかなり「うは〜♪」というリラックスした顔をしていた。他の場所にはそんな松葉の塊がなかったんだけど、アレは自分で集めたんだろうか。
 疑問。夜の奈良公園には一頭のヤギも見あたらなかった。一体どこに行ってしまったんだろうか。どっか家とか巣とかあるのかな(さっきの鳥の巣には入れないとしても。そこにもいなかったし)…とか話していて…ふとアホ話を思いつく。
綾「もしかしたらさ、ホテル住まいなのかもしれないよ〜。
  しかも高級ホテルに。市の予算で」
だ「今日も営業お疲れ様でした〜! って?」
綾「そうそう♪スィートにみんなで集まって、かんぱーい!って」
だ「今日は変なヤツに頭撫でられたから、どついてやったぜ! なんて言ってたりして」
 で、ホントの所どうよ?ヤギ。