仕事をするはずが…。

 年度末は毎回必ず大変な書類があって、それを完成させるのに何日もかかる。今年はばたばたしていて大変だったので、この土日で何とか形にする…つもりでいたのだが。
 起きてみれば昼の11時半。最近休みでも9時頃に起きていたので、時計を見てびっくりする。まあいい、と起きて軽くご飯を食べて、こないだ壊してしまった海の左リアライトカバーの修理に行く。業者さんが安い部品を調達してくれたので、安く済んで良かった。帰ってきて、ここ1週間ほど口の周りと手の甲に出ている発疹が痛がゆくて耐え難いので、皮膚科に行こうと目論む。午後の診療は3時からだというので、3時までは少しだけ仕事。さて出かけるかと思ったとたん、Hさんから電話。
H「センセ〜… 今暇ですか〜?」
く……暗っ!! いつもホントに明るくて朗らかという言葉は彼女のためにあるというような子なのに、声があまりに暗すぎる。でも、すぐに原因に思い当たる。きっとそうなんだろう。
綾「今から病院に行くけど、帰ったらまた連絡するから。
  どっか遊びに行こう。で、飲みに行こうか♪」
H「はい〜!行きます〜!!」
 …ま、仕事もとっても大切だけど、あれをほったらかして自分だけのうのうと仕事もできまいて。仕事は…日曜日に私が死んでも仕上げればいいことで。
 急いで病院に行って、ろくに診察もされず「アトピーが出たんでしょ」と診断されて薬を出され(まあ私も薬を出してもらえればそれで良かったんだけど。ただ、あんなに簡単にステロイド剤を出されると不安になるが)、さっさと帰ってHさんに電話。Iさんは用事で集まれず、Mさんもジムに行くとかで10時半頃行きます〜とか言っていたらしい。
綾「どうする?どうしたい〜?」
H「えーっとー。何にも考えてないんですけどー。誘っといてアレですが」
 奇妙なデジャヴを感じながら(笑)とりあえず10分以内に家に行くからと言って私も出かける。Hさんを家の前で拾う。
H「すみませーん。突然呼び出して〜…」
綾「当ててあげようか。講師の仕事、今の学校で継続になったでしょ」
H「えー。何で解るんですか〜?」
綾「解るって(苦笑)」
 今Hさんが行ってる学校、管理職がとんでもなくて、職員にものすごく負担がかかってるんだよねぇ。残業9時10時は当たり前(もちろんサービス残業だ)、土日も何だかんだと呼び出されているらしい。3月いっぱいで契約が切れるので喜んでいたのだが、次の配属校が結局同じ所だった、と。気の毒に。
 適当に車を走らせてカラオケに。2人で3時間歌いまくる。やー。最近の曲はわからんわ。8時まで歌ってそこから適当にご飯を食べに行き、Mさんも合流してしゃべりまくる。Mさんも次の配属が決まり、今の学校ではなくなった。Iさんは継続だったらしい。で、3月いっぱいで退職の私(今日新聞発表があったので、あちこちからメールやら電話やら来た。それこそみんなに「結婚でしょ!」って言い当てられる…)。みんながばらばらになるのだけれど、みんなが「頑張ろうね」と言える、それが嬉しかったり。4月からはみんながそれぞれの道。それでも仲良くありたいと心から願う。