着せ替え人形のキモチ

 えーと、メイン所用です。結婚式しないので、写真だけでも…と周りに言われ、私はイヤなのでぶーぶー文句をたれていたのですがだぁに説得され…どーして嫌がっている人が自分で予約取るのに電話しなきゃならんのだと憤慨しながら予約をし、で、今日がドレスを選ぶ日だった、と。ここまで来たらしょうがないので「コスプレだと思って楽しめ」と腹をくくり、母と祖母に見立てを頼んで3人で行ったわけです。また昨日の駐車場に(苦笑)特に何もなくて良かったけど、今日もコンサートあるみたいね…。若い子がいっぱいうちわを持って闊歩してました。
 そもそも結婚そのものに反対の母なので、渋い顔をしてついて来ていた。祖母は最初からこういうのが大好きなのでノリノリで大騒ぎをする。
祖母「どーいうのがいいかねぇ♪ どのドレスが良いかなあ」
 母「ドレスはみんないいんだから本人に合うの選ばないと」
祖母「そーは言ってもいろいろあるでしょ〜。形がさ〜」
 母「うん、だからー、本人に合う形をね〜」
 かみ合ってないというか何というか…と聞き流していたら祖母が一言。
「中身はどーしようもないんだから、着るものしっかり選ばなきゃ!!」
 …えーと。まあ、何を着ても中身は一緒、ってコトが言いたかったんだというのは解りますが、一番救われない台詞ですお祖母様。うん、馬子にも衣装。
 衣装のサンプルが出てくると、服選びが好きな2人(私は含まれず)がノって見ていた。結局10着以上着たかしら…。私はというと、着付けのお姉さんが良い手際でつけてくれたウエストニッパーが猫背に辛くて。それに、あれこれ着せて頂いては試着室の外に出ていろいろ見聞されるのだが…披露宴でアレを着てテーブルの周りを歩く花嫁さんを尊敬するよ…。5歩も歩けば転びそうなんですが。でもまあ何とか1着選び、カラードレスは黒の豪奢なのがあったので自分でもそれが気に入って決める。2着選ぶのに写真は1枚なんだけどねー(苦笑)
 ああ。疲れた。