真剣だからこそ…

 今日も主婦卓球午前の部開催。よく考えたら試合は2月4日なんだよね。あとちょっと。この日の試合は私は出ないことが確定したのだが、ダブルスに出るくわさんとむらさんの練習にお付き合い。ダブルスだと2人では練習できないからね。今日はふみふみさんは不参加。なので主婦3人で10時から。
 最近お仕事が忙しくてずっと練習に来られなかったくわさんと、まずは肩慣らしの打ち合い。それから多球練習とまでは行かないけど、どんどん打つ練習を。むらさんとも同じく。ちょっとだけシングルスの試合をして、本日のメインイベント。
 テニスのダブルスと違い、卓球はあの狭い台を使って2人が交互に球を打たなければならない。自分が打ってぼーっとしていたら味方の邪魔になってしまう。打ったらすぐ逃げる。最初はそのフォーメーションの確認。私は一人で返ってくる球を打って、2人は動きを確認しながら「どう動く?」とやっている。大変だなぁ(人ゴト)。動きが確認できたら、次はお互いのサーブの確認。「下回転のサーブを出すと、相手がつっついて(やっぱり下回転で)返してくるから、3球目をばっちりドライブね♪」とか「横回転のサーブを出したら相手の球はこっちに返ってくるはずだから、私が下がって逃げなきゃいけないんだよね」とか。実際に打ってみて返ってくる球を叩く練習もしてみる。
「あれー?3球目で決められないや、ごめーん。
私とにかく返すから5球目で決めてね♪」
「え!?私!?」
「あれー?3球目返せないや〜。サービスエースでお願いします♪」
「今何て言った!?」
勝つための作戦会議がだんだんと熱を帯びて(?)くる。
 最後はサインの練習。サーブをどの回転で打つのかを味方に知らせておけば、大体相手の球筋が解る(らしい)ので、これは重要。まずは確認から。「どうだったっけ」「これが上、これが横、下…」「こっちは?」「いや、そっちのサーブないから」「あ、そっか」見ていてちょっと笑えてくる。指の出し方で指示してるらしい。で、そのサインを相手から見えない台の下で(背中でする人もいる)やって、確認しあう、と。
「綾戸さん、じゃあ行くよ〜」
「はーい♪」
(そそくさと手を台の下に隠して)
上の、こっちの横ね
「えーっと…口に出したら聞こえるんですけど…」
 うん、真剣なんだ。サインを見せられてた方は「ごめんねー。私がサインを覚えないばっかりに〜」って謝ってるし(苦笑)サインを出した方も「つい思わず口に!試合のときもやっちゃいそうだよ!」って言ってるし…。その後も「サインは出したけど全然違う回転のサーブが行っちゃった」とか「長袖に隠れてサインが見えなかった」とか、サーブに失敗して、次のサイン出しながら「もう1回ね」と言っちゃったとか、事件続発。笑い殺されるッ! 「綾戸さんのツボにはめるつもりはないのに〜!」というセリフはとどめですって。
 ええ、真剣なことも解ってるし、あんまり年上を笑っちゃ失礼なのも解ってるんですけど…楽しすぎます。一応全部晒したら悪いかな…と思って、何がどっちのセリフかは書きませんが…多分、チームの人が読めばすぐ解るかと(笑)