おともだちきたよ

 里帰り出産で実家に帰るよ、と言った時からずっと「会おうね、おしゃべりしよう!」と言ってくれていた小学校の時からの友達、ヒロとようやく会う。本当は妊娠中に私がヒロの家に行くつもりだったのだけど、ちょっといろいろ重なったもので…。ちびが産まれて私が動けなくなってしまったので、ヒロが来てくれることになった。ヒロの子ども、4歳のお姉ちゃんは保育園なので、9ヶ月のしんちゃんを連れて。ちびにとっても同級生。
 会うのはヒロの結婚式以来5年ぶり。お互い目を合わせた瞬間に爆笑して「変わってねー!」が第一声。車を止めるところを教えて、ヒロがうちに入ってきた。うわ!9ヶ月ってそんなに大きいのか!! ちびの倍くらい頭があるんだけど!むっちむち!かわいい! もう何をするのも新鮮で、ちびをほったらかして叫びまくりの私。
「しんちゃーん♪ きゃー笑った!声出して笑った!かーわいいねぇ!うわぁ、歯がある! あら、ちょーちちょーち(広島弁幼児語?拍手のこと)できるんね、上手だねぇ〜♪ 首が据わってると抱っこも楽だねぇ。ごろーんしてもおとなしいねぇ。わ!寝返りした!すごい!起きて座った!ハイハイもするの?すっごいねぇ!!」
 テンションMAX。その間ちびはというと、少々憮然としていたのをヒロが見てテンションを上げていた。
「きゃー!小さい〜!!こんなだったよねぇ!やーん動いた!」
 お子ちゃま交換会絶賛開催中(笑) ようやく落ち着いてケーキを前におしゃべりが始まる。ベッドで寝ているちびはいいとして、床に置かれたしんちゃんは活動開始。まずは脱いだ靴下を両手でむんずとつかんでおもちゃにする。顔の前まで持って行ってるので、つい「しんちゃん、それ、ばばち(きたない)じゃない?」と声をかけた。ヒロは苦笑いで「いーのいーの。自分の!少々よー!」…いいの? あ!食った! 「いーのいーの。自分のなんだからー」
綾「…いいのか? さすがに二人目になると強いな…」
ヒ「ははー♪家でもやってるよ。さすがにお父さんの洗濯した靴下をやった時は
  ばばちよ〜って取り上げたけど」
綾「お父さんのは洗濯済みでもダメなんかい(爆)」
 5年も会ってなくて、その間年賀状と子どもが産まれましたハガキと結婚しましたハガキだけだったので、積もり積もる話が…あるんだけど、ずりずりばいばいずりばいば〜い♪とはい回るしんちゃんから目が離せず。彼が通る前はテーブルクロスやピアノクロスが端からまくり上げられていく(笑)まるで露払い。おしゃべりはなかなか進まない。結局子どもの話がほとんどになる。
 昔と変わらずおおらかな彼女の話を聞いていると、少し気が楽になった。看護婦さんだから「助けて!ってメールするよ」「おう!どんとこい!」ってせりふも心強いわ♪ 大爆笑な話もいろいろ聞けたしね。でもおおらかすぎて…9ヶ月でずりばい(手を使う匍匐前進)〜たかばい(足も使う匍匐前進)って、ちょいと遅めじゃない? 「いーのいーの。はいはいになっちゃうと、スピードアップして見るの大変だから」 …左様で(苦笑)
 3時間くらいだったけど、楽しかった〜! また会おうね♪