何が気に入るやら。

ayatomk2008-06-24

 実家に帰っても何となくリズムは同じで、平日の昼間は綾戸祖父母の家で過ごす。二人が一生懸命古いぬいぐるみやおもちゃを掘り出してはちびに見せているが、イマイチ不評。まあ、私が遊んでた物ばかりだから綺麗じゃなくて口に持って行ったら怒られるし、第一フラフープなぞ持たせたってぶら下げるのがやっとだ。
 舐めても怒られない物がないかと祖母が持ってきたのが爪楊枝のフタ。ビニールでふにふにしてる円筒形のアレ。柔らかいしこぶしにすっぽりはまってそのままかぶりついた。それを見て祖父が出して来たのがヤクルトのカラ。わざわざ錐で穴を開けて糸を通し、それにゴム紐を繋いで蛍光灯の紐にぶら下げた。長さを調節して、ちょうどちびの目の前にヤクルトがぶら下がる。も〜大喜び。すぐに捕まえてかぶりつき、からころ言わせて振り回す。「安いのう!」とは祖父の弁。
 たいていのおもちゃはすぐに飽きるのに、これは2時間たっぷり遊んで、おかあさんといっしょを見ている間も視線は離しても手は離さなかった。驚きの気に入りよう。
 買ってきたものより工夫したものの方が気に入って祖父母は大喜び。ボケ防止にもいいのでまた考えてやってくださいな。