よじ登り

 先週はお座りブームだったのが、今週になればあっという間に摑まり立ちブーム。ただ、まだテーブルは高いらしくて手をかけても力を入れようとはしない。低い箱とかでチャレンジしているが、一番摑まりやすくて手ごろなのが父ちゃんと母ちゃんの身体。横になっているとすごい勢いのずり這いで寄って来て手当たり次第につかんで立ち上がろうとする。というか、よじ登る。父ちゃん山より母ちゃん山のほうが低いので、そろそろ私は乗り越えられてしまいそうだ…。しかし、摑まれた方はたまったものではない。所構わず掴むのでとにかく痛い。この場合父ちゃんは「脛毛むしり」のオプションもつくのでとんでもなく痛いらしい。そして体重をかけるので、支えた手が喉や胸にかかっていると結構苦しい。綾戸の場合は胸を押さえられると痛い。まだ母乳なので張ってるからな…。その上よじ登ろうとして踏まれるし。そして本人は楽しくてしょうがないので、にこにこと口を開けっ放しで一心不乱。つまり、よだれはそのまま下に降ってくるわけで…。ちびの胸元もよだれでべしょべしょなのだが、我々の服もところどころ水びたしの箇所ができる。よだれをたっぷり蓄えた口でTシャツに食いついてきて「む〜♪」なんてやってることもあり、「人の服で拭くな!」と起こられてることもしばしば。身体全体でよじ登ってくるので、最終的にはバランスを崩すとちびごと降って来る。顔をお尻で踏まれたり頭突きを食らったり。お前痛くないのかってくらい。
 成長するのはいいことなんだけどね。痛いね。もちろん、痛くない成長もありますよ。ハイタッチとバイバイと拍手ができるようになったりとか。これはかわいくてしょうがないです。(親ばか)