お風呂にて。

 ♪ パパと〜 お風呂に入ったら (何とかかんとかで) 肩ま〜でつ〜かって あったまって 100ま〜で数えなきゃ ……なんだったっけ。
 とにかく、そんな歌が昔あった。100まで数えなきゃ出ちゃダメだって言われたから、「だるまさんがころんだ チャンピオンのでかパン …」って10文字の文句を10個言う歌。その頃のみんなの歌とかのレコードに入っていたような。知ってる人いるのかな…。
 ちびをお風呂に入れるのは最近もっぱら私で、旦那は受け取り役。旦那が今仕事が忙しいので、一旦帰って来てご飯を食べてちびをお風呂に入れたらまた出社…なんて生活をしているので仕方ないのだが。それなのに最近ちびはお父ちゃん大好きで、旦那がお風呂のドアを開けると嬉しそうにニコ〜っと笑って「父ちゃんの所に行く!」とばかりに立ち上がって両手を伸ばす。それこそ肩まで浸かれない。しょうがないので抱きかかえて肩まで浸からせて、「数えてみよう〜♪数えてみよう〜♪今日〜は10まで数えてみよう〜♪いくよ〜!♪」とピタゴラスイッチの歌を歌ってごまかしていた。
 これに最近旦那がチャチャを入れる。

  • その1

綾「数えてみよう〜 数えてみよう〜」
旦「きょーぉは138まで数えてみよう〜♪」
綾「えええ〜!?」

  • その2

綾「数えてみよう〜 数えてみよう〜」
旦「きょーぉは34.2まで数えてみよう〜♪」
綾「どうやって〜!?」
旦「0.01ずつ」
綾「結局342と同じやないかい…」

  • その3

綾「数えてみよう〜 数えてみよう〜」
旦「きょーぉは虚数を数えてみよう〜♪」
綾「………虚数って…」
旦「二乗すると-1になる数」
綾「それくらいは知ってる!二乗する前は結局何?」
旦「しょうがないじゃん、そう言う概念を考えた人が居るんだから」
綾「数直線に出ない数が何の役に立つ…」
旦「役に立たない概念なんていっぱいあるじゃん」
ちび「ぼへっ!
綾「うわ!あんたはもう〜!下向きすぎるからお湯飲むんだよ〜!もう出ろ!」
旦「お茶飲めよお茶…」
 さて、ここで問題です。ちびがお湯を飲むはめになったのは誰が悪いから?
1.父ちゃん
2.母ちゃん
3.ちび
4.虚数を考えた人