アシタバチャンプルー

 久々(何年ぶり?ってくらい)に料理のカテゴリ。
 所変われば食生活が変わる。それに食材も変わる。広島には無かった食材がこっちにはあったり、その反対があったり。こっちに来て「初めて食べました!」って食材はいろいろあったけど(金目鯛とかイルカとか)一番と言っていいほど気に入っているのがアシタバ。今くらいの時期に、結構あちこちに生えている草だそうで、時々義母から「もらったから分けてあげる」といただいて食べたり、既にお浸しになったのをいただいたりしていた。ほろ苦くて、でもふきのとうほど苦くなく、柔らかな苦み。上手にゆでこぼしてお浸しにしてしまえば、苦みなんてほとんどないほど。抗酸化作用があってがん予防にもいいって、ちょうど昨日の鉄腕DASHで言っていた。
 ちびの散歩ついでに近くの農協に寄った時、ちょうど朝市をやっていてアシタバが一束70円だったのでこれなら安いと買って帰った。で、挑戦してみたのが以前居酒屋で食べてものすごくおいしかった「アシタバチャンプル−」。その居酒屋では多分コンビーフを使っていたのだと思うけど、家にはないので豚の細切れ肉で。後は木綿豆腐と溶き卵。
 アシタバを水洗いして茎の一番下の所だけ切って捨て、あとは4〜5cm幅にざくざく。フライパンに油を敷かずに豚コマを入れ、さっと炒めたらアシタバの茎だけ先に入れて一緒に炒める。その間に豆腐は1分だけ電子レンジにかけて水抜き。それからざるに入れてさらに水を抜く。お肉と茎に火が通ったら、大きめのさいの目に切った豆腐と葉っぱ部分を入れて炒めて味付け。いつも我が家は『目分量万歳』がモットーなので…お酒、みりん、ダシ醤油、塩こしょうを適当に。最後にちょっとだけオイスターソース。火が通ったらしばらく置いておいた。味しみ込め〜。ご飯が炊ける頃を見計らってもう一度火をつけて暖め、最後に溶き卵をとろーっと回し入れて絡めて出来上がり。久々に旦那に「うまい」と言ってもらえた気がする(苦笑) ちびも豆腐だけもらって「もっとくれ!」とごねていた。アシタバの苦みが苦手な人は、一度ゆでてから入れると灰汁が抜けてよいのではないかと。
 また機会があったら買ってこよう〜♪