実家に戻って人口が増えたけど、まだ現役の綾戸両親は平日なので出勤。
さてどうするかな…と思ってたら、3日目の朝になって初めて諸事情で家にいる弟がちびの相手をしてくれた。ちびとしても今までおっちゃんに興味はあったものの、相手をしてくれないので馴染めずにいたのだが、一緒に積木で遊んで楽しかった様子。よかったねぇ。
 しかし、おっちゃんは試験を来月に控える身。いつまでも相手をさせるのも悪いので、ひいじぃ、ひいばぁの家に遊びに行く。これがまたあちこちからおもちゃを集めて部屋にズラッと並べてあって、狂喜乱舞のお嬢さん。テンション上がりっぱなしで二人と遊ぶ。横で私はぐったり…。
 実家でみんなが甘やかしてくれるので、ちょっとわがままが過ぎる。思うようにならないとキーッと大きな声をあげるし泣くし。怒るのは私だけなので、すっかり寄り付かなくなってきている。それが困りもの。
 腰の悪いひいじぃに無理矢理抱っこをせがみ、ひいばぁを捜しに歩き回らせ、次にひいばぁに抱っこさせて「あっち!」と外を指差して行かせ、限界でひいばぁが戻ってきても横になったひいばぁに馬乗りで泣きわめく。さすがに…と家に戻って二人で喧嘩しながら昼寝。寝てしまうとやっぱり疲れ果てていたようで、2時間ほどぐったりと爆睡していた。
 4時前にようやく起きてテレビを見ながらおやつを食べて踊る。5時過ぎてそろそろ夕飯の支度。母に揚げ物を頼まれていたので弟と相談。
綾「揚げ物と子守、どっちがいい?」
弟「どっちがいいかねぇ…」
綾「選ばせてあげよう」
弟「ん〜………」
ちび「ハイ!」(←自分の積木を弟に差し出す)
弟「……私が子守ですか…」
 選択肢はなかったらしい(笑)今日もこうしてドタバタと一日が過ぎていくのです…。