梅干を作ろう

 梅雨の合間に、ココまで晴れるか!?というくらいのいい天気。しかも暑い。暑いの苦手な私には地獄ですわ。
 さて、今日は義母の家に行って梅干の準備をする。しその葉っぱを茎からちぎり取り、少しずつ塩を加えながらとにかく揉む。灰汁と水分を出すのだ。揉んでいる間に手が紫になるし、なかなか上手に揉めなくて水が出てこないし、そのわりにはきっちりと紫の汁がズボンについて素敵な色をかもし出したりしている。「下手な証拠よ〜♪」と義母には笑われたが…初心者なんで勘弁してください〜。
 水分を揉み出しては水気を捨て、また塩を加えて揉み…というのを3回繰り返し、以前から塩に漬けておいて出していた梅酢をしそに加える。すると、紫だった液体がすぅぅっと鮮やかな赤になる。あー、梅干の色だー。リトマス紙を思い出す感じ。これって…アルカリ性を加えたら青になったりするんだろうか。しそに入れた梅酢を梅の樽に戻し、しそも平らにかぶせて完成。これで漬け込んで、あとは天気のいい日に干すのだ。
 しっかし…手もすっかりと紫にそまってしまった。お皿洗いをしてればすぐ取れるよ〜、と義母が笑いながら持ってきてくれたのはお饅頭。「ご苦労様〜。コーヒーにお饅頭って変かなあ?」「いや、気にしないんでいいです。いただきます♪」 ビニールをむいていて、ふと気づく。黄土色のお饅頭、所々青っぽいシミが…。よく見ると、私が触ったところが青く変色していく。えーっと…これはもしかして膨らし粉に入ってる重曹に反応してますか? アルカリ性での実験、思わぬところでできちゃったよ(笑)やっぱり青くなるもんだねぇ。
 自家製梅干ができるのはまだ先だけど、ちょっと楽しみ。